高校生物 生殖と発生

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有性生殖

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メダカ、飢えると・・・オスの体に

2020/4/20
東京 夕刊
9p

性決定は性染色体によるが生活環境の変化が原因のこともある、と教科書にある。その1例で資質の減少と考えられている。

福岡伸一の動的平衡 産み分けの夢 実現?

2019/8/29
東京 朝刊
27p

今回哺乳類で実現した雌雄の産み分け(8月14日朝刊)に内容を、X染色体・Y染色体を基に環節している。

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哺乳類の雄と雌 簡単に産み分け

2019/8/14
東京 朝刊
25p

哺乳類の雌雄を生み分ける方法が開発され、マウスやウシで実証された。技術的にヒトへの応用も可能だという。精子のX染色体でY染色体にはない受容体を発見し、そこに付着する薬剤を使用して8、9割の確率で簡便にできる。

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科学の扉 迷惑!その子作り行動

2019/6/24
東京 朝刊
19p

雌雄による生殖行動では、雌雄の子育てに関わる時間やエネルギーが異なるため、雌雄それぞれの都合を相手に押し付けている「性的対立」が潜んでいる。そのいくつもの例が示されており、驚く話が多い。

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ウミガメ 消えゆく雄

2018/1/16
東京 夕刊
2p

性決定は性染色体による以外に環境の影響もあるという記載が教科書にある。カメは孵化温度で雌雄が決まり、その例である。

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奄美・徳之島・沖縄北部・ 西表島

2017/10/5
東京 夕刊
1p

記事の中の細かい記載だが、奄美大島のアマミトゲネズミの説明に、「性別を決定づけるY染色体がないのに雌雄が存在する不思議な哺乳類」とある。性決定と性染色体のところで生徒の興味付けに使える。雌雄とも性染色体はXOで、性決定の遺伝子はまだ不明で研究中らしい。

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受精卵検査まず100組

2017/2/15
東京 朝刊
38p

体外受精させた受精卵のすべての染色体を調べ、異常の無いものを子宮に戻す臨床研究が開始された。この検査で流産率を下げ出生率が高まるのかを調べる。倫理的な妥当性や医療としての実施の可能性を検討するという。サイエンスとしては分かるが、流産を減らすことと、“良い子を選ぶ意識”をどう調整するかであろう。

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受精卵などゲノム編集 臨床容認

2017/2/15
東京 朝刊
3p

米科学アカデミー等は遺伝疾患予防に限定して、受精卵や生殖細胞の遺伝子異常を修復(ゲノム編集技術利用)し子どもに病気が伝わるのを防ぐ治療を認めた。実現すれば人為的に遺伝子操作をされた子どもが生まれることになる。なおデザイナーベビーは体細胞でも禁止している。技術の発展と生命倫理の調整が大きな問題である。

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いまさら聞けない 性別 人の体の「原型」は女性?

2016/11/19
be
5p

ヒトの性の決定の仕組みについて、教科書にある性染色体の話だけではなく、Y染色体→精巣→男性ホルモン→男性型外性器(子宮関係の原器は消える)まで述べ、さらに性同一性障害についても触れている。生徒が関心を持っている内容なので、少し踏み込むのに適した資料になる。

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匿名の第三者卵子 国内初の体外受精

2015/7/27
東京 夕刊
1p

病気で自分の卵で妊娠できない女性に、匿名の第三者からの卵子提供仲介のNPO法人が、提供者の卵子と提供を受ける夫婦の精子で、体外受精を2組で実施。国内で匿名第三者からの提供は初。生殖技術は専攻するがまだ法律はできておらず、民法は卵子提供を想定していないため、生まれた子どもの法的位置づけは明文化されていない。

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iPS細胞から卵子・精子の元 始原生殖細胞 京大教授ら作成

2015/7/17
東京 朝刊
3p

ヒトのiPS細胞から始原生殖細胞を効率よく作成する方法を京都大学が確立した。今後このような細胞を使って卵や精子を体外で作る研究が進めば、不妊や遺伝病の原因が分かる可能性もある。(すでにマウスではiPS細胞から始原生殖細胞を効率よく作成していたが今回ヒトで成功)

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耕論 受精卵を調べる

2015/1/21
東京 朝刊
17p

体外受精で作った受精卵について、すべての染色体を調べる検査が臨床研究として始まる。前もって受精卵の異常が分かれば、流産や中絶は防げる。医学技術としては、ここまで進歩した。一方で命の選別も起こる。検査を受けるかどうか、また中絶をするかどうかは医学とは別で、個人の考え方になり、医者が決める問題ではない。個人が、自分の子どもの命と向き合うことが要求される問題である。今の世の中、正解を求める意識が強いが、何が正解かを自分で決めることが必要である。看護・医療系志望の生徒にはぜひ考えさせたい問題であろう。

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精子・卵子のもとになる細胞 ヒト万能細胞から作成

2014/12/25
東京 夕刊
1p

ヒトのES細胞とIPS細胞それぞれから、始原生殖細胞を安定的に作ることに成功した。マウスではさらに卵・精子をつくり出産まで成功している。マウスと異なり、ヒトではある遺伝子が重要な働きをすることを突き止めた。始原生殖細胞から卵・精子ができれば、それらができる仕組みを詳しく調べられ、将来不妊の原因解明にも役立つ可能性があるという。なお、ヒトの万能細胞からできた卵と精子を受精させることは禁じられている。

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受精卵検査 範囲拡大へ 「命の選別」広く議論を

2014/11/26
東京 朝刊
1p

体外受精させた受精卵の染色体を広く調べ、異常のないものを子宮に戻す臨床研究が実施される。流産を防ぐ目的だが、全ての染色体を調べるために様々な病気が分かるので、命の選別にもつながる。技術が進歩し、細かいことが分かるようになるほど、生命倫理の問題も大きくなる。

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クローン桜、白い花咲く

2014/4/12
東京 朝刊
32p

京都の仁和寺にある「御室桜」は17世紀に植えられ国の名勝に指定されているが、近年その一部が枯れ始めている。そのため2010年にクローン技術を用いて苗木を作成し、その苗木を育て、今年になって花が咲いた。実際にクローン技術を用いた例として授業で用いることができる。

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出生前診断 より精密に

2012/9/20
東京 朝刊
22p

より簡単に、より詳しく胎児に異常があるかどうかの出生前検診の技術が進化し今まで見つけられなかった異常もわかるようになってきた。一方、少しでも異常があれば生まないという「パーフェクトベビー願望」を生み出しかねないとの心配も出ている。

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受動喫煙 オスの生殖細胞に突然変異

2011/7/21
東京 朝刊
30p

オスのマウスでタバコの副流煙を吸うことにより、精子に突然変異が増えるという。ただ主流煙でも増えており、どちらにしても吸うと良くない証明になる。生徒指導での喫煙が良くないというデータとして使える。それはそれでよいが、突然変異の原因となる物質については、この記事では記載がない。

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動物の発生

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いちからわかる 病気の赤ちゃんの治療にES細胞を使ったの?

2020/6/8
東京 朝刊
2p

生まれつき肝臓の病気の赤ちゃんに、ES細胞由来の幹細胞を移植した。ES細胞とiPS細胞の違いが分かる。

思考のプリズム 胎児と生殖テクノロジー

2020/3/11
東京 夕刊
2p

胎児や受精卵関係のテクノロジーは大きな進歩を遂げるが、例えば出生前診断を受けても結果の判断に迷う親も多い。社会が受け止められておらず、生命倫理が必要である。特に医療系希望者に考えさせたい。

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イヌやネコに再生医療
難しい病気治せるか、検証の段階

2020/2/8
be
4p

元々ヒトの再生医療のためにイヌでiPS細胞を使った研究が行われたが、今はイヌやネコ自体の再生医療の研究が始まっている。

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訂正

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いちからわかる iPS細胞を使って重い心臓病が治せるの?

2020/2/5
東京 朝刊
2p

1月28日「iPS心筋シート 世界初移植」の解説。iPS細胞を眼の難病や神経の難病「パーキンソン病」の治療に移植したこともかかれている。

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iPS心筋シート 世界初移植

2020/1/28
東京 朝刊
26p

重い心不全の患者に、他人のiPS細胞から作った心臓の心筋シートを移植手術が行われた。心筋シートから出る物質による心臓の血管再生が狙い。iPSによるシートの移植は、これまでは目の角膜や網膜関係の再生で行われた。

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科学の扉 胎児の日常見えてきた

2020/1/27
東京 朝刊
19p

母親のおなかの中で育つ胎児の日常が、超音波検査技術の発達で分かってきた。羊水を飲み尿を出して清らかな羊水を一定量に保ち、ウンチは出産まで出さない等。一方胎児の病気を治す子宮内治療の研究も進む。新情報満載。

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iPSからひざ軟骨 京大の臨床研究了承

2020/1/25
東京 朝刊
3p

iPS細胞から作った軟骨を、ひざの軟骨が傷ついた患者に移植する臨床研究計画が了承された。軟骨は再生能力がないため、組織を大量に増やせれば治療に使える。一方で再生シートの研究も進んでいる。

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再生医療用の細胞 無許可培養の疑い

2020/1/16
東京 朝刊
34p

再生医療用の脂肪幹細胞の培養を、国の許可を得ていない施設で培養したとして、研究者が逮捕された。患者はこの細胞の点滴投与も受けたが、健康被害は出ていない。再生医療が盛んになる中、違法行為も起こるという事例。

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iPS細胞 一部に異常

2020/1/9
東京 朝刊
3p

京大iPS細胞研究所で患者の移植用に備蓄している細胞が、目的の細胞に変えた後、一部でがん関連遺伝子の異常が起きていた。今は移植する細胞の遺伝子が正常か確認して移植する。iPSも細胞なので異常も起こる認識が必要。

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iPSで視細胞 研究申請

2019/12/10
東京 朝刊
38p

眼のiPSでは、すでに加齢黄斑変性の患者に網膜色素細胞を作成・移植する臨床試験で安全性が確認された。今回は遺伝性の網膜色素変性症で失明の恐れのある患者に、視細胞の基になる網膜組織を作り移植する研究の申請。

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iPS研究 産学広がる

2019/11/28
東京 朝刊
3p

iPS細胞から軟骨を作る計画に絡めて、iPS細胞を用いたこれまでの主な臨床研究が一覧表で示されたので、まとめとして学習に使え便利。

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iPSからひざ軟骨 移植手術目めざす

2019/11/28
東京 朝刊
1p

再生能力がほとんどない軟骨の細胞をiPS細胞から作り、けがなどで軟骨がひざ関節の軟骨が狭い範囲で欠けた成人患者に、移植する計画が出された。移植する軟骨細胞は数千万個レベル。他人のiPS細胞で手術リスクを減らす。

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iPSから組織培養 機械化へ着々

2019/10/17
東京 朝刊
31p

iPS細胞から作った網膜組織の移植はその患者由来だったが、今回はコスト削減につなげる大量生産に取り組んだ。網膜細胞だけでなく、心筋や神経細胞(パーキンソン病の治療のため)の大量生産の研究も進む。

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記者解説 出生前診断 あり方は

2019/9/30
東京 朝刊
7p

これまで何度も報じられた新型出生前診断。十分な遺伝カウンセリングを基に、診断結果を当事者としてどうとらえ何を考えれば良いのか。科学医療部の記者が医療便場の様子を具体的に伝え、分かり易く述べている。

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肝・堪・膵 iPSから「ミニ多臓器」

2019/9/26
東京 朝刊
3p

iPS細胞を使ったこれまでの研究では、神経や心臓など特定の細胞であった。今回は3臓器がつながった「ミニ多臓器」であり、将来の臓器移植の実用化を目指すものである。

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着床前診断の審査 日産婦、見直し検討

2019/8/29
東京 朝刊
3p

命の選別にならないように、体外受精させた受精卵の遺伝子や染色体を調べ、重い遺伝病に限って着床前診断をしていた。しかし命に関わらないが重い遺伝病も多数あり、診断のあり方が非常に難しいのが現実である。

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新型出生前診断
指針外の検査 不確実結果で中絶も

2019/8/17
東京 朝刊
1p

妊婦の血液から胎児のダウン症など染色体の異常を調べる新型出生前診断だが、認定外のクリニックでも行われ指針外の剣さも行われている。不確実な結果に基づく中絶につながる恐れもあり、現場の問題点が述べられている。

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自らを壊し、作り替えていく生命

2019/7/31
東京 朝刊
25p

大学入試に出題された「動的平衡」を基に、福岡伸一が生命について述べている。生命を機械のようにとらえパーツで取り換えるiPS細胞は発想が違うのではないか。だから有効な治療法としての成功例があまりないのではないか。

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新出生前診断 拡大見送り

2019/6/23
東京 朝刊
1p

妊婦の血液からおなかの赤ちゃんンがダウン症の可能性を調べる新型出生診断が先送りされる。他学会が反対し、認定を受けずにカウンセリングせず結果だけ伝える民間クリニックが急増し、厚労省は妊婦に不安が広がると述べた。

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ネズミの体内でヒトの膵臓 移植用作成へ一歩

2019/6/9
東京 朝刊
3p

ネズミの体内で、ヒトの膵臓を作る研究が始まる。遺伝子操作で膵臓ができなくしたマウス等の受精卵にヒトのiPS細胞を入れてメスの子宮に移植し、ヒトの膵臓を育てる。将来ブタなどを用いて移植用の臓器を作れる可能性がある。

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iPSで肝炎のミニ肝臓 治療薬探しに期待

2019/5/31
東京 朝刊
1p

iPS細胞で肝炎が起きたミニ肝臓が作られた。体内の肝炎に近い状態を体外で観察でき、病気の仕組みの解明や治療薬探しに生かせる。治療薬探しのイメージ図あり。

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iPS活用 がん細胞攻撃  理研チーム 初の治験へ

2019/5/27
東京 朝刊
1p

健康な人のiPS細胞から免疫細胞(ナチュラルキラー細胞)を作り、頭頚部がんの幹部近くに注射して、がんを攻撃することを見込んでの治験。マウスでは成功している。

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ヒトの受精胚 研究での作成容認

2019/5/25
東京 朝刊
4p

受精胚は子宮に戻せばヒトとして生まれてくる可能性があるので、研究用に作ることは禁止だった。しかし今回、不妊治療の受精率を高めるために未成熟な卵を体外で育て、精子と受精させる研究が了承された。イメージ図あり。

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流産の原因、「ストレス」と大半が誤解

2019/4/4
東京 夕刊
8p

男女1200人の意識調査で、75%が長期ストレスで流産が起こると誤解していた。正しくは胎児の染色体異常など遺伝学的要因。これは遺伝ではなく自然に起こり、流産の8割を占める。ヒトも生き物、いろいろ起こることを知らせたい。

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iPSで薬効確認 ALS患者治験へ

2019/3/27
東京 朝刊
7p

iPS細胞を用いて「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の状態を再現し、治療薬の候補を探す研究で、白血病の治療薬が有効な可能性が示された。iPS細胞を使った再生医療はよく知られているが、このような使い方も生徒に知らせたい。

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サルの子宮移植実験 東京女子医大も開始

2019/3/7
東京 朝刊
6p

子宮がなくても子どもを産みたい女性に子宮を移植することを目指した実験が開始されたことに関する記事

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iPSでミニ肝臓 横浜市大移植の臨床研究 申請へ

2019/2/24
東京 朝刊
1p

iPS細胞の次の臨床研究の話。生まれつき肝臓でアンモニアを分解できない乳児対象に、肝臓移植ができない期間に「ミニ肝臓」で橋渡しをする狙いがある。別の研究センターではES細胞を使った治療方法も考えられている。

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脊髄損傷にiPS慶大、臨床へ 門世紀患者に応用 期待

2019/2/19
東京 朝刊
1p

iPS細胞の新たな臨床研究で、脊髄損傷治療の実用化を目指す。iPS細胞を使った再生医療が増えており、iPS細胞の言葉に慣れた生徒たちにはその研究の狙いやこれまでとの違いも示したい。、

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出生前診断緩和 懸念の声も

2019/2/13
東京 朝刊
7p

胎児がダウン症かどうかを出生前に診断することを緩めることが検討されたが、障害児は生まれない方が良いという発想に流れないかが懸念されている。胎児の命をどう考えたら良いのか(生命倫理)を、生徒たちに議論させたい。

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今さら聞けない 再生医療 iPS細胞の利用が活発化

2019/2/9
be
5p

iPS細胞の歴史と、2014年以降のiPS細胞による再生医療の実用化をまとめてあり、現状がよく分かる。とても役に立つ記事。なお再生医療ではないが、iPS細胞では薬の効き目や副作用を調べることにも利用されている。

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脊髄損傷治療 二つの再生医療進む

2018/12/20
東京 朝刊
29p

iPS細胞の新たな活用法。脊髄損傷治療の改善を目指し、これから2つの方法が検討される。1つは患者本人の幹細胞静脈に点滴で入れ、他方は他人由来のiPS細胞を損傷部に注射する。リハビリも組み合わせると効果大という。

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中国、「ゲノム編集の双子」研究を違法認定

2018/12/1
東京 朝刊
5p

中国科学技術省はこの研究を違法と認定し、研究活動停止を指示。事実関係の調査後に処分する考えを示した。中国の研究者からも非難が相次いでいる。生徒には一連の流れとして伝え、事実と生命倫理から学ばせたい。

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「ゲノム編集で双子」研究者が説明

2018/11/29
東京 朝刊
7p

この研究者はHIVに感染した男性と感染していないパートナーとの女性の受精卵にゲノム編集を行い、女性に戻して妊娠・出産。ゲノム編集の意義はHIVの広がり防止で、他に1例あると言う。しかし防止には他の方法もある。研究は研究者の考え次第であるり、研究を目指す生徒にはとくに考えさせたい。

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「ゲノム編集の子」に批判噴出

2018/11/28
東京 朝刊
3p

ゲノム編集による受精卵の遺伝子改変に対し、国際会議で安全と倫理の面から批判が相次いだ。予測不能な問題が子どもに起きる可能性は十分にある。デザイナーベビーにもつながり、法整備も問題。生徒にも考えさせたい問題。

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ゲノム編集の子 中国で誕生か

2018/11/27
東京 朝刊
11p

中国メディアが、ゲノム編集でエイズウィルスに生まれつき免疫を持たせた双子の女の子が世界で初めて生まれたと伝えた。詳細は不明。

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脊髄損傷 自分の肝細胞で治療

2018/11/22
東京 朝刊
1p

脊髄損傷の患者自身から採取した幹細胞を培養し、静脈から点滴で入れることで損傷部に集まり、神経の再生を促したり神経細胞に分化したりて修復する。リハビリをした患者12人で機能障害のレベルに改善が見られた。

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脊髄損傷 再生医療に期待

2018/11/14
東京 朝刊
3p

「脊髄損傷にiPS承認へ」の記事の解説で、図でも示してあり分かり易い。

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脊髄損傷にiPS 承認へ

2018/11/14
東京 朝刊
1p

iPS細胞による再生医療で、今度は脊髄損傷の患者にiPS細胞で神経の元になる細胞を作り移植する臨床研究が、世界で初めて承認される見通し。現在損傷部位を完全に修復する治療法はない。同様の移植は小型のサルで成功している。

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パーキンソン病に光明
iPS治験 京大 世界初脳に移植

2018/11/10
東京 朝刊
3p

手足の震えや体が動きにくくなるパーキンソン病の治療に、ヒトのiPS細胞から作った神経細胞を世界で初めて脳に移植した。計7人に実施予定。患者への移植は、加齢黄斑変性の治療に続き2つ目。

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iPS血小板輸血 臨床へ

2018/9/22
東京 朝刊
1p

iPS細胞を使った臨床応用の1つ。8月20日に載った申請の記事の結果である。血液の難病治療用の血小板はこれまで輸血に頼ってきたが、iPS細胞で血小板を作り、臨床で安定した輸血を目指す。

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iPSから血小板 国に臨床研究申請

2018/8/20
東京 朝刊
30p

血液の難病患者に、出血を止める血小板をiPS細胞から作ってい即する臨床研究が申請された。網膜組織に続き、患者自身の細胞から作る2例目。

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iPS臨床 「安全」優先で着実に

2018/8/17
東京 朝刊
10p

iPS細胞から作った神経細胞、パーキンソン病の患者の脳に移植する治験の募集が始まる。ただ移植細胞の腫瘍化のリスクも伴う。医学や科学の発展のためにも、iPS細胞を用いた他の再生医療も含め、産業化よりも地道に取り組み、安全性を重視すべきである。

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中国の研究 生命倫理に波紋

2018/8/17
東京 朝刊
2p

サンゴは褐虫藻と共生している。まだ褐虫藻を取り込んでいないサンゴの幼生は、マイクロプラスチックがあると褐虫藻を取り込む割合が大きく低下する。多くの生物の生息地であるサンゴが維持されないと、生物多様性が崩れてしまう。、

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ゲノム治療 規制より速さ

2018/8/17
東京 朝刊
1p

ゲノム編集技術を、安全性や効果が確実ではない状態で、人体に応用しようとする中国の現状を述べている。

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iPS治験 脳に移植へ パーキンソン病 京大、年内にも

2018/7/31
東京 朝刊
3p

ドーパミンを作る脳内の神経細胞が減少して、足が震え体が動きにくくなる難病のパーキンソン病の治験が、iPS細胞を用いて開始される。眼・心臓に続き国内3例目となり、いよいよIPS細胞の実用化が近いが、主要化の恐れもある。

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キタシロサイ 絶滅を救え

2018/7/5
東京 朝刊
7p

人工的に受精卵をつくることで種の保全につながるという記事。発生の部分、生態系の保全部分、両方で活用できる記事。

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温度センサー解明進む

2018/6/25
東京 朝刊
31p

暑い日が続いているが、温度をどのように感じているのだろうか。ワニの性別は温度によって左右されるという研究成果が発表された。

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ES細胞 国内でも臨床試験へ

2018/6/7
東京 朝刊
23p

海外ではiPS細胞とともに、ES細胞も免疫抑制剤と一緒に再生医療で使う臨床研究が多く行われている。倫理面で進まなかった日本でも重い肝臓病の赤ちゃんに移植する臨床試験が予定された。

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奇跡のクニマス 育ててみせます

2018/5/24
東京 夕刊
1p

秋田県で絶滅し山梨県で70年ぶりに再発見されたクニマスが、絶滅の危機に瀕している。そこで、孵化直後のヒメマスの生殖機能を持たないようにし、クニマスの雌雄の各生殖細胞を移植し、クニマスの精子と卵を作らせ増やす。

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医療用ES細胞 iPSと両輪に

2018/5/23
東京 朝刊
6p

再生医療に使えるヒトのES細胞の作成が国内で初めて成功し、iPS細胞よりも有用性が高いケースのある。ES細胞は受精卵が元のため、倫理面の問題もあるが、用途に応じて選択して使用されることになるだろう。

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iPS 今度は心臓

2018/5/17
東京 朝刊
2p

iPS細胞から作った心筋シートを心不全患者に移植する臨床研究に実施が了承された。加齢黄斑変性に続き2番目だが、細胞の数が桁違いでリスクも高い。iPS細胞を用いた臨床試験は、パーキンソン病を始め次々に計画されている。

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子宮移植のサル妊娠

2018/5/15
東京 朝刊
33p

別のサルの子宮を移植したサルが妊娠した。医療と倫理について考えさせられるニュース。

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iPSで心不全治療 阪大、年内にも臨床研究

2018/3/1
東京 朝刊
3p

iPS細胞から作った心臓の筋肉シートを心不全の患者に移植する臨床研究の計画が、祭祀医療を審査する委員会で了承され、早ければ今年にも臨床研究が始まるようだ。iPS細胞から作った細胞を患者に移植する臨床研究は、加齢黄斑変性の患者への実施以外はまだなく、この手の治療がいよいよ本格化するかもしれない。

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角膜細胞移植 視力改善に効果

2018/3/15
東京 夕刊
2p

現在の再生医療研究の主流はiPS細胞やES細胞だが、今回はヒトの角膜内皮細胞を使用するのでiPSやES細胞から細胞を作るよりも品質を一定に保ちやすく、実用化のハードルは低いようである。

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いちからわかる 「サルのクローン」体細胞から生まれたね

2018/2/14
東京 朝刊
2p

1月25日の記事の解説。哺乳類では1996年にクローン羊が作られ、 その後ウシ・ブタなどでも生まれた。技術的には未受精卵の核を除き、体細胞の核を入れて融合させた卵を代理母に移植する。今回はヒトに近いサルなので、ヒトクローン作りに一歩近づいたことにもなる。倫理的な問題が多く国際的に求められていないが、「技術的にできる」と「やって良い」は別であり、ヒトの命を考える観点からその違いを考えさせたい。

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体細胞クローンのサル誕生

2018/1/25
東京 朝刊
1p

サルの体細胞からクローンサルが誕生したことについての記事

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加齢黄斑変性でiPS移植 患者網膜に膜 再手術

2018/1/17
東京 朝刊
37p

すでに開始されている、他人のiPS細胞を使って加齢黄斑変性を治療する臨床研究で、手術を受けた患者の網膜上に余分な膜ができ、この膜を手術で除去した。臨床試験が開始されている確認と、時には予定通りにはいかないことも起こるのが医療であることを伝えたい。

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腎臓の一部 ES細胞から作成

2017/11/10
東京 朝刊
5p

マウスのES細胞から、集合管を含む腎臓の一部を作り出した。これまではネフロンの作成までだったが、今回はさらに集合管とネフロンがつながった胎児の腎臓の一部まで進んだ。

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パーキンソン病 iPSで改善 サルの脳で確認 来年治験めざす

2017/8/31
東京 朝刊
1p

カニクイザルのパーキンソン病がiPS細胞により改善、来年治験を目指す

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精子できないマウスから子 iPS技術使い京大など

2017/8/18
東京 朝刊
2p

iPSの技術の応用例の一つ。染色体数の異常(3本)で精子のできない不妊マウスからiPS技術で精子を作成し、体外受精で子どもを作ることに成功した。ヒトでも同様の性染色体異常であるクラインフェルター症候群の患者の細胞から作ったiPS細胞の一部は、染色体数が正常に戻ったという。患者から正常な精子を作る研究だが、まだ不妊症の臨床応用の段階にはないという。

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ヒト受精卵 米でも「改変」 心臓病の原因遺伝子修復

2017/8/3
東京 夕刊
2p

7月29日の記事で、ヒト受精卵に米がゲノム編集を行なった記事が出たが、遺伝性の心臓病の原因遺伝子の修復を成功した内容である。遺伝子変異を持つ精子を正常な卵に顕微授精を行なった際に、ゲノム編集試薬を注入し58個のうち42個で遺伝子が修復できたという。もし子どもになった場合、子どもに未知の異常の恐れ修復した遺伝子の影響が子孫に受け継がれる恐れが懸念される。しかしそれよりも、今回は選んだ精子と卵での実験結果であり、臨床への実用はまだ遠く、生殖医療としての臨床に近いとの誤解で拙速な利用が懸念されるという。

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ダウン症の症状改善物質を発見 マウスで確認 妊娠中に化合物投与

2017/9/5
東京 朝刊
3p

ヒトの場合21番目の染色体が1本多いために、神経細胞の増加を抑える遺伝子が過剰に働き、知的障害や先天性の心臓病が起きる。妊娠中のマウスに与えることで、生まれてきた子どもマウスのダウン症の症状を改善する化合物が発見された。出生前診断で染色体異常が分かった胎児の9割以上が人工妊娠中絶をしているが、遠い将来胎児治療が可能になるかもしれない。

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松坂牛 乳牛のおなかですくすく 足りぬ子牛 代理母で繁殖

2017/4/28
東京 夕刊
14p

松坂牛は黒毛和牛の子どもだが、子牛が減ったため乳牛の母体を借りた代理母出産での繁殖をベンチャー企業が取り組む。ヒトの生殖医療はもともと家畜の繁殖のために開発された技術である。

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受精卵改変研究 国が包括規制  ゲノム編集普及に対応

2017/4/28
東京 夕刊
2p

遺伝子を自由に入れ替えることのできるゲノム編集の技術が、ヒトの受精卵でもできる可能性が出てきており、今までなかったルールを国として検討することになった。異常な遺伝子を取り換えるだけでなく、デザイナーベビーにもつながるため、生命倫理とも関係する。

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あなたへの往復書簡4通目 山中伸弥よりつんく♂様へ

2017/4/22
東京 朝刊
35p

2人の往復書簡の一つだが、その中であの中山伸弥自身がiPS細胞とは何かを語る迫力と、分かり易さの点からで授業に活用できる。 また研究の考え方について「テーマを変えて良いのか」で悩んだ話は、生徒が進路(学科や職業選択)で正解を求めて悩む場面でも使える。

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他人のiPS 初の移植 理研など 網膜の手術で

2017/3/29
東京 朝刊
1p

失明の恐れのある加齢黄斑変性の患者に、他人のiPS細胞から作った網膜細胞の移植手術を、理化学研究所などのチームが世界で初めて行なった。これまでの本人のiPS細胞移植に比べ、準備の時間や費用を大幅に減らすことができる。今後4人以上にこの移植を行ない、1年後の経過を見るという。医療の発展のための、ある意味“実験”である。

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iPS 医療利用へ試金石

2017/3/29
東京 朝刊
7p

失明の恐れのある加齢黄斑変性の患者に、他人のiPS細胞から作った網膜細胞の移植手術を、理化学研究所などのチームが世界で初めて行なった。これまでの本人のiPS細胞移植に比べ、準備の時間や費用を大幅に減らすことができる。今後4人以上にこの移植を行ない、1年後の経過を見るという。医療の発展のための、ある意味“実験”である。

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他人のiPSつかった網膜移植

2017/2/2
東京 朝刊
3p

失明の恐れのある網膜の病気(加齢黄斑変性)の患者に、他人のiPS細胞を使う臨床研究が実施が厚労省に認められた。本人のiPS細胞での移植は2年半前に実施された。今回は拒絶反応が起きにくい免疫の型の人の細胞で大量生産し、費用を減らす。ただこのタイプでは、日本人の17%しかカバーできず、研究はスタートしたところ。

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iPS細胞でサルの心筋梗塞 治療

2016/10/11
東京 夕刊
14p

iPS細胞の臨床研究の1例。サルのiPS細胞から作った心筋細胞を心筋梗塞を起こした別のサルに移植し、治療が成功した。ただ副作用の不整脈も起き、次はこの予防を考えていく。

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iPS由来の細胞 がん化防止

2016/9/23
東京 朝刊
3p

世間でよく聞きヒトでも使われているiPS細胞だが、まだ一部ががん化する恐れがあり完全なものではない。研究はまだ途中であり今も進みつつあることを知らせたい。

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他人のiPSで網膜移植

2016/6/8
小学生
1p

他人のiPS細胞で作った網膜の組織を、加齢黄斑変性の患者に移植する臨床研究の計画が発表された。既に患者自身のiPS細胞による移植は行なわれたが、1億円と11か月という費用と時間が必要であり、現実に治療として使うことを目指している。また、もともとは拒絶反応が起きないように患者のiPS細胞を使用するはずだったが、多くの日本人に拒絶反応が起きにくい特殊な免疫の型を持つヒトの細胞から作ることでクリアしようとしている。まだ計画ではあるが、来年にも始めるということで、iPS細胞研究の進歩の速さと可能性を生徒にも感じてもらえる記事である。

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他人のiPSで網膜移植

2016/6/4
東京 朝刊
1p

他人のiPS細胞で作った網膜の組織を、加齢黄斑変性の患者に移植する臨床研究の計画が発表された。既に患者自身のiPS細胞による移植は行なわれたが、1億円と11か月という費用と時間が必要であり、現実に治療として使うことを目指している。また、もともとは拒絶反応が起きないように患者のiPS細胞を使用するはずだったが、多くの日本人に拒絶反応が起きにくい特殊な免疫の型を持つヒトの細胞から作ることでクリアしようとしている。まだ計画ではあるが、来年にも始めるということで、iPS細胞研究の進歩の速さと可能性を生徒にも感じてもらえる記事である。

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iPSから心筋細胞

2016/4/1
東京 朝刊
3p

iPS細胞を用いた臨床研究の可能性の1例。重い心不全治療を目指す。ヒトのiPS細胞から心筋細胞を作り大量に培養し、できた塊を 心臓内に注射して移植した。動物実験では心筋梗塞の心臓の血液を送り出す能力が向上した。これまでのiPS細胞から作ったシート状の心筋細胞を細胞に貼るのとは別の移植方法。

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ヒトiPSで膵臓細胞 血糖値低下

2016/3/18
東京 夕刊
3p

iS細胞を用いた臨床研究の可能性の1例。ヒトのiS細胞から作った膵臓細胞をサルに移植し、血糖値を下げることに成功した。Ⅰ型糖尿病の治療につながるかもしれない。

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iPSから角膜細胞

2016/3/10
東京 朝刊
3p

iPS細胞を用いた臨床研究の可能性の1例。ヒトのiPS細胞から角膜細胞を作ることに成功し、これまでの他人の角膜を移植する方法に代わる治療法につながる可能性が出てきた。2年以内に患者への移植を目指す。

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iPSから疑似心臓 

2016/3/5
東京 朝刊
3p

ipS細胞活用の最新状況を伝える記事。抗がん剤の副作用が心臓に及ぼす悪影響を調べる目的で疑似心臓を作った。創薬に応用する一環の研究。耳の軟骨形成は、再建する治療に利用できる可能性がある。

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臓器・器官をつくる

2015/10/11
東京 朝刊
31p

iPS細胞から筋肉や神経等の様々な細胞や、加齢黄班変性の患者に盲目の細胞シートを移植する等研究は進んできたが、肝臓・膵臓・歯・毛・唾液腺を再生させる研究が進んでいる。移植だけでなく、薬剤開発の試験での活用も目指す。

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脳にiPS神経移植へ

2015/5/16
東京 朝刊
1p

iPS細胞を用いたヒトへの臨床研究の例。iPS細胞から作った神経細胞をヒトの脳に移植しパーキンソン病の治療を目指す臨床研究を来年に始める予定。

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iPS由来細胞で心臓回復

2015/1/27
東京 朝刊
36p

ラットで、 iPS細胞から作った心筋細胞を機能が低下した心臓に移植すると、 機能が回復することが確かめられた。すなわち移植した細胞が移植先の心筋細胞と一体となって動くことが確認された。この成果はヒトでの心臓治療につながる。

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e6今さら聞けない「生殖医療」

2014/7/19
東京 朝刊
18p

生殖医療に関する基礎知識・生命倫理の今をを、実例を基にコンパクトにまとめている。体外受精の成功率がこの10年余りでそれほど改善していないことに対して、記者の「受精・着床には人知の及ばない複雑なメカニズムがあるのでしょう」という一言もある。 キーワード:人工授精・体外受精・顕微授精・代理出産・卵子提供

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科学の扉 細胞の初期化

2014/6/2
東京 朝刊
19p

以前は動物において、一度分化した細胞が元の未分化な細胞に戻ることはできないと考えられていた。しかし21世紀に入って、生物学の主役になったのは細胞を未分化な状態に戻す「細胞の初期化」であった。この記事では「細胞の初期化」に関する研究についてわかりやすく書かれており、必見の記事である。

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神秘の生物「プラナリア」再生の仕組み解明

2013/7/25
大阪 朝刊
35p

プラナリア(ウズムシ)は生物学の中ではよく知られた生物で、動物の再生の例としてよく用いられる。プラナリアの再生能力は強く、全身に万能細胞を持っているため、体をどんなに切られても再生する。しかしなぜ頭と尾の生える方向を間違えずに決めることができるか謎の部分があった。今回の研究で初めてこの謎を解明できたとし、今後同じく万能細胞を取り扱うiPS細胞の研究にも役立つのではないかと期待されている。またプラナリアは身近に生息する生物である。きれいな川の上流の石の裏などには日本産のプラナリア(ナミウズムシ)が生息している。この夏に捕まえて夏休みの課題研究の材料などに利用されてみてはいかかだろうか。

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iPS細胞って、何?

2010/9/18
東京 夕刊
3p

iPS細胞について入門的な説明。今回の記事は基本的な知識や理解を得るのに最適。9/3付けの下記の記事も理解しやすくなる。

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植物の発生

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脊髄損傷、自分の幹細胞で治療 神経の機能回復 年内にも承認、製品化へ

2018/11/22
東京 朝刊
1p

脊髄損傷の患者自身から採取した幹細胞を使い、神経の働きを回復させる治療法を了承した。早ければ年内にも厚労相に承認され、リハビリ以外に有効な治療法がない脊髄損傷で、幹細胞を使った初の細胞製剤(再生医療製品)となる。公的医療保険が適用される

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