高校化学　天然有機化合物

異性化糖についての記事であるが、糖についての発展的な話題として活用できる。

納豆のネバネバはグルタミン酸というアミノ酸だけが多数結合したタンパク質。味の素の主成分はこのグルタミン酸のナトリウム塩です。　　　

セルロースナノファイバーが身近なものに取り入れられている。

効率的に木の繊維をほぐす技術を開発した。この繊維｢セルロースナノファイバー｣は軽くて丈夫なプラスチックなどの材料として注目されている。

セルロースを分解して作るバイオエタノールを効率よく作るのは難しい。しかし、酵母を改変した「スーパー酵母」はセルロース→糖→グルコース→エタノールと一気に発酵を進めることができる。この技術は、エネルギー問題解決の糸口になるだろう。

タマネギを切るとなぜ涙が出るのかについて，化学的に解説している。

眠気の起こる仕組みは、特定のタンパク質群がリン酸基と結合していくから（説明図あり）

核酸医療と呼ばれる薬が注目されている。従来の薬の多くは、病気の原因となるたんぱく質の働きを邪魔するが、核酸医療はたんぱく質の完成前に遺伝子に作用し、治療につなげる。この場合の核酸はRNAのことである。製薬会社で開発が進み、国内で使える薬も増えそうだ。

今年のノーベル賞の科学３賞について

たんぱく質の観察手法開発に化学賞

私たちの体を構成するたんぱく質は、10万種類ある。一つの細胞の中では約80億個のたんぱく質が働いている。生まれつき特定のアミノ酸を作れないと様々な遺伝性の病気を発症する。

採取した海水に含まれているＤＮＡを分析することで、魚を特定することに成功した。水に溶け込んだわずかなＤＮＡ（環境ＤＮＡ）を増幅させ、魚種ごとに異なる遺伝子配列を調べた。ＤＮＡの最新の活用例として紹介すると良い。

日本が誇る天然物化学の研究者とその成果について知る記事。

今年のノーベル化学賞に、ＤＮＡが修復されるしくみを通してがんなどの治療に道を開いた３人が選ばれた。キーワード｢ＤＮＡ｣、｢ヌクレオチド｣、｢４種類の塩基｣、｢２重らせん構造｣の説明に使える。

自らは変化せず、他の物質の化学反応を進めるだけのたんぱく質

ビタミン発見の歴史が年表で掲載されています。